【５歳児　松組】カルタあそび

３学期が始まり、５歳児松組では昔から伝わる伝承遊び「カルタあそび」が流行しています。

遊び方や待ち方などのルールを先生や友達と話し合いながら決めました。
・読み手が札を読み上げているとき、手は膝におく。
・札を取るときは「はい」と言う。など・・・・。

初めは、札を取ることに必死で、ルールを守ろうとすることができなかったり、読まれた絵札を見つけることができず、絵札を取るまでに時間がかかっていました。

何度も挑戦しているうちに、見つけるスピードも速くなり、ルールを守って遊べるようになってきました。

「私の近くにある『あ』は絶対にとる！」
「どこに何があるか覚えておこう！」
と、絵札をたくさん取るための作戦を自分なりに考えられるようになりました。

集中して聞いたり、どこに何の絵札があるのかをよく見て覚えます。

最近では「私、読み札係やるね！」と、自分たちで読み手を決めて遊ぶようにもなり始めています。

正解かどうかも自分たちで確認しています。

「今日は〇枚取れたよ！」
「明日は〇枚取れるように頑張るぞ！」
と、次への目標をもちながら、文字や数への関心の高まりも見られています。
カルタあそびでは、子どもたちがルールの大切さに気づいたり、自分たちでできることを進んで行う自立心の成長が感じられました。
これからもあそびを通して多くの成長につながるよう、保育を展開してまいります。