保育

2018年06月29日

型抜きつなぎ :ハサミの活動

保育

年長松組が七夕飾り:型抜きつなぎの製作をしていました。
年長になると、5から6人のグループで 活動に取り組みます。
はじめに、先生の話を聞きます。
折り紙の折り方を聞いています。
「色が中になるように長い方を下から半分に折ります。」
「次に、『わ』を下にして横に半分に折ります」
「一枚できたら見せてください」

先生は、園児の活動が見わたせるところから見守ります。

話を聞き理解して、行動に移し
園児がそれぞれ折り始めました。

耳で聞いて、目で見て、頭で考えて、手を動かす。

三枚折り終えたらケースの中に入れます。
ケースの中には、七夕飾りの作品を入れて
自分の道具箱の中で保管します。

『型抜きつなぎ』に挑戦!

『わ』に気をつけないと切った時
輪つなぎになりませんので
間違わないように確認するポイントを
実際に見て聞いて確認していますね。
どの園児も真剣なまなざし

鉛筆で線を引くときに型がずれてしまうので反対の指先でしっかり押さえなければなりません。

一枚型の線が引けたら先生に確認してもらいます。
間違っていたらその都度個別に指導します。

「何しているの?」お友達が見にきましたが・・・・
問に答えるまもなく一所懸命です。

友達も何をしているのかじっくり見ていますね。

先生の作った型にはわの部分が分かるように黒のマジックで太線がひいてあり、「わ」と記されています。
先生の教材研究も園児たちの活動を楽しく意欲的にできるかにつながってきます。

3枚線を引き終わったらハサミで切り抜きます。紙面に対してはハサミは直角になっています。右腕も脇についています。


刃の中心で切っても切り止まりできます。

刃先だけで切り止まりもできます。

3枚切り抜いたら 一枚一枚輪の部分に通してつなげていきます。 破かないように丁寧に慎重に・・・・

型抜きつなぎのできあがり!
松組は、このほかにも、はさみを使って作る「網」、折り紙で「織姫・彦星」を折ります。
七夕の短冊の願い事は、どんなことでしょう・・・